最新のお知らせ

2024年5月26日(日)に2024年度の総会と記念講演会および研究発表会を美博講堂で行います。

2020年12月20日日曜日

【報告】12月例会 松上会員、寺田会員発表要旨

(2020年12月19日、柳田國男館、7名参加)

 松上清志会員「民俗報告書にみる下伊那の養蚕」

 安定した現金収入が年間4~6回も得られる養蚕は、戦前のこの地方において重要な産業だった。それほど大きな設備投資も必要なく、桑は急傾斜地でも生育する。温度管理、病気の予防、桑の確保など手間のかかるものではあったが、指導員や生産者らの向上心、「お蚕様」に対する農家女性たちの献身がこの地方を養蚕の一大産地に育て上げた。

寺田一雄会員「上殿岡の民俗―居住地区で民俗の変容を考える―」

 私が住んでいる上殿岡(飯田市伊賀良)は中央自動車道や飯田バイパスの開通で住宅地として発展した。民俗的なものとしては、上殿岡の獅子舞や東光庵の観音講、双体道祖神などがある。地区には30を超える隣組があるが、若い世代やアパートの住人は加入せず、加入者が減少している。
 長年にわたって郷土史や民俗の研究調査をしてきたが、一緒にやってきた仲間たちも高齢化している。かつてのような調査活動はできなくなっている今、自らの家庭・地域を見直しながら、一住民として人生を全うすることを考えたい。

2020年12月18日金曜日

信濃毎日新聞で当研究所が取り上げられました

 2020年12月8日の信濃毎日新聞朝刊で、設立30周年を迎えた当研究所が取り上げられました。

松上事務局長と小川所長に取材してこれまでの歩みをまとめ、メンバーの高齢化など課題を抱えつつも、持続可能な地域社会の実現に向けて貢献していこうとする姿勢を紹介してくれています。

30周年記念事業の計画変更を余儀なくされた本年ですが、多くの方に研究所の存在と活動を知っていただく機会になれば、大きな励みとなります。今後とも研究所の活動に皆様のご協力をお願いいたします。



2020年12月5日土曜日

【報告】11月通常例会(9名参加)発表要旨(11月28日)

櫻井弘人会員「三信遠の霜月神楽と天龍川―天龍水系と諏訪信仰―」

  天龍川流域の霜月神楽は、湯立神楽として、水(陰)と火(陽)が合一した湯を重視する。それは生まれ清まりを果たす〝産湯〟でもあり、立ち上る湯気は天空へと続く神橋でもあるのだろう。
 湯立のために数キロ離れた天龍川本流まで赴いて浜水や浜砂を取り、禊を行う例も多い。 諏訪大社上社の「天水」に発し、聖なる諏訪湖から流れ出る天龍川は、まさに聖なる川であり、その水は生命をよみがえらせる若水であった。それゆえに天龍川の水を迎えておこなう湯立神事が重要視されたにちがいない。
 諏訪と熊野・伊勢を結んで往来した宗教者たちは、天龍川の聖水を崇めて、冬至における復活再生を願う霜月祭祀に取り込み、また地域に生きる人びともそれを受け継いだ。全国的にみても大規模な湯立神楽が三信遠地域に伝承されてきた理由は、ここにあると考えられるのである。
(文責:今井啓)

動画はこちら→https://youtu.be/Gpb6ZGn-E4k

2020年10月27日火曜日

【報告】10月通常例会(9名参加)発表要旨

 宮下英美会員「豊穣祈願の予祝行事」

予祝行事とは農作物などの豊穣を願うために一年間の農作業や秋の豊作を模擬実演するもので、小正月のマユダマ・モチバナなどが代表的である。長野県内では小正月にマユダマなどを作る行事をモノツクリと呼ぶところが多い。また田植え開始時の「サビラキ」で、葉を折ったススキを神棚に供えて稲穂の実りになぞらえるのも予祝とみていいだろう。これらには具体的で生活に密着した願いが込められている。

近藤大知会員「神道日記にみる伊東家」

天竜川流域に分布する神楽やオコナイは、集落内の特権的な階級が担い手になっている事例が多い。阿南町新野の雪祭りでは明治5年まで、社家と呼ばれる伊東家が祭祀組織の頂点にあった。それを補佐する内輪衆(現在の禰宜や氏子総代に相当)は12軒もしくは8軒あり、いずれも伊東姓を名乗っていた。

内輪衆の一人であった伊東数衛(明治25年に48歳で没)が記した「神道日記」(慶応3年~明治22年)には、年間を通じて多くの祭祀儀礼があったことが記されている。このうち、慣例で行うものは①伊東家の祭り(「御佐山」など)②新野内での共同体の祭り(「山神」「渡神」など)③周辺地域の共同体の行事④個人家での行事(御日待)―の4つに分けられる。

雪祭りに関しては「伊東氏神事」と記されており、伊東家の行事としての性格を持っていたことがうかがえる。

一方、臨時で行うものには「風(風邪)」「疱瘡」「馬(馬風)」などがあり、疫病の流行やそれに対する呪術的対応の状況がうかがえる。

まだ読み込みが不足しているが、在地の宗教者の年間活動がうかがえる貴重な資料である。

(文責:今井)




2020年10月11日日曜日

【報告】9月通常例会(9名参加)発表要旨

北原いずみ会員「清内路の墓制・葬制」

 阿智村清内路には近隣に見られない墓制を持ち、上清内路と下清内路ではっきりとした差異がある。上清内路は浄土真宗の影響が強く、骨垣外(コツガイト)地籍にある清南寺の境内に集落唯一の共同納骨墓があり、「一山一墓」として知られる。

 下清内路は集落共同の納骨堂と同族を単位とした一統墓(イットウバカ)があり、骨の大部分は納骨堂に納めるが、年忌や盆に参拝するのは一統墓である。

上清内路、下清内路ともに、共同納骨堂ができたのは作られたのは明治時代の法整備を受けてのもので、それ以前は河原に設けた火葬場に遺骨も放置していた。上清内路はそれまで無墓村だった。

 上清内路では葬儀終了後の酒席「ゴクロウブルマイ」のときに火葬の灰が盃に入って酒に脂が浮いたという。

 上下ともに、遺骨は薬になるとされ、仏壇の引き出しにしまっておいて厄介な病気の時に煎じて飲んだ。下清内路では共同納骨堂の骨が度々盗まれ、飯田方面で熱冷ましとして売られたという。


中島正韶会員「上郷飯沼郷地名考 湛え「神ノ木」ミシャグジを探る」

 飯田市上郷飯沼には、御柱祭が行われる飯沼諏訪神社があり、飯沼郷の地名の初出も1397年に諏訪大社の頭役を務めた記録(守矢文書)であるなど、諏訪信仰が色濃い。上郷上黒田の社宮司社や飯沼北条の分森社(田薗神社境内)はシャグジ神で、飯沼神社の御柱祭では「三社祭」など重要な位置を占めている。

 諏訪信仰と関わりが深いミシャグジ信仰を調査した今井野菊は、上郷地区のシャグジ神を4柱(うち飯沼3柱)報告している。その中でも飯沼の「湛え神の木」と呼ばれるという地主神が注目される。

 先人の小字調査によると「神の木」という小字は飯沼丹保にあり、そこにはエノキとマキの大木があり樹下に祠があったという。分森社もかつては「キノモト(木の元)」と呼ばれる場所にあった。飯沼のこうした地名を探ることは、ミシャグジ研究の大きな手がかりになると思われる。

当日の映像はこちら→https://youtu.be/TitaWlR7IXc

中島会員の当日配布資料はこちら→https://drive.google.com/file/d/1jSgnREEwlv3Bk-DGEU4onyN-80abv1m8/view?usp=sharing


2020年9月8日火曜日

【報告】美博文化講座「天龍川水系・伊那谷の民俗を考える」

9月6日、飯田市美術博物館と本研究所の共催で美博文化講座「天龍川水系・伊那谷の民俗を考える」を開催しました。当初創立30周年記念事業として計画していた内容の一部を、規模を縮小する形で実施。新型コロナ感染防止対策のために、定員を最大30名に限定しましたが、午前、午後ともに20名を超える参加がありました。

午前の部は、9月末で美博の専門研究員を退職する櫻井弘人会員が「天龍川流域の民俗芸能」と題して講演。中世から近世にかけて南信州の芸能が神事芸能から娯楽芸能に変化していったこと、その転換点は経済力を背景にした町人文化が発達した元禄年間だった可能性が高いことなどを指摘しました。

初の試みとして、講演をYouTubeでライブ配信し、編集した動画を翌日再配信しました。


午後の部は小川直之所長が「伊那谷の民俗をどう捉えるか」と題してオンラインで講演を行いました。報告書や紀要など研究所の活動成果に基づく民俗事例を検証しながら、この地域が東西文化の混合・複合地域であることを示しました。


オンライン化のための機材購入費は寄付によってまかないました。ご協力くださった皆様に御礼を申し上げます。

今後も通常例会のライブ配信など、積極的なWeb活用に取り組んでいく計画です(文責今井)。

2020年8月23日日曜日

【報告】8月特別例会〈折口講座〉第4回「霊魂の話を読む」

 8月22日(土)、小川所長による特別例会〈折口講座〉第4回「霊魂の話を読む」がオンライン講義の形で行われました。 会場の柳田館には9名が出席しました。

 折口はこの著作のなかで、「たま」の働き(力量・才能)が「たましい」であり、外来語の「神」が流入したことを受けて「たま」の善なる要素が「かみ」、邪悪な要素が「もの」に分化したと論じています。
 また、「たま」の働きが「たましい」であり、「かひ(卵・殻)」に「たま(外来魂)」が入り込むことが「なる」、その外来魂がかひから姿を現すのが「ある」だと主張しました。
 
 小川所長は、折口の文化研究は語源論を手掛かりにしながら、文化が形成される原理を求めようとする点に大きなポイントがある、と解説しました。(文責今井啓)

 

2020年8月16日日曜日

記念総会等の予定変更のお知らせ

 近頃の新型コロナ感染再燃を受け、9月5日(土)・6日(日)に予定していた本研究所の創立30周年記念行事の内容を大幅に変更いたします。

 初日に予定していた集会形式の総会ならびに研究発表会を中止し、二日目の講演のみを実施することになりました。会員の皆様は送付される総会資料をご覧いただき、書面にて審議・承認をいただきたく存じます。ご意見・ご質問等ございましたら、8月21日までに事務局へお申し出下さい。

 また、8月22日(土)の「折口講座」は柳田國男館と小川所長をオンラインでつなぐ形式とし、11月28・29日に計画していた第4回伊那民俗研究集会についても延期することになりました。

 講座・講演会の詳細はこちらをご覧ください。



【報告】2020年7月例会

2020年7月25日に柳田館で開かれた例会には12人が参加しました。 

 発表要旨

 今井啓会員「おまん様の誕生―下伊那最古の疫神送り―」  

 天龍村向方には、「おまん様」もしくは「関の方(せきのかた)」と呼ばれる人形を村境まで送り出す疫神送り行事があった。伝説によればおまん様は滅ぼされた豪族関氏の奥方で、幼い息子長五郎を連れて和知野城から落ち延びる途中、息子とともに大河内で殺されたという。
 『熊谷家伝記』にも、「お万どの」母子の祟りを鎮めるために関氏滅亡の翌年(1555)から「二月の神送り」を始めたと記されており、これが飯田下伊那における事八日の神送りの最古の記録とされている。
  しかし愛知県新城市や犬山市には「オカタ送り」「セキノカタ送り」などと呼ばれる類似の行事がある。また大鹿村や静岡県磐田市には「咳気」すなわち風邪の神を送る「ゲーキの神送り」「ガキ送り」がある。
  よって、天龍村の「セキノカタ」も本来は「咳のカタ(形代)」の意味であり、家伝記の記述を史実として受け止めることはできない。むしろ神送りが伝説よりも先にあり、文字記録と口頭伝承が相互に影響し合って「咳の形」→「関の方」→「関のお万」として伝説化されていったのではないだろうか。
 ムラからムラへと追いやられ、最後は国境で殺される母子の姿は、神送りの人形そのままである。

岡田正彦会員「飯沼の歴史―原始から中世へ―」(調査部会報告)

 飯田市上郷飯沼一帯は古くからの沼沢地であり、丹保地区はソブ(赤い水)が湧くムラである。丹保遺跡からは弥生時代後期の住居址や方形周溝墓が見つかっており、近くの別府地区などには多くの古墳が分布して飯田下伊那の馬匹文化の中心の一つだった。
 飯沼に隣接する飯田市座光寺には伊那郡衙があったが、丹保の堂垣外遺跡からも墨書土器が出土しており、関係が想像される。
 飯沼郷の名が初見されるのは鎌倉時代の守矢文書で、戦国時代には知久氏が飯沼郷を支配していたことが同文書からうかがえる。
 飯沼城は武田信玄によって落城したのち、神社が建立されて現在に至っている。中世の飯沼郷は飯沼・南条・黒田を含み、諏訪神社の祭りも郷を挙げて行っていた。こうした歴史をふまえ、近年は飯沼諏訪神社の御柱祭を上郷地区全体でやれないだろうかという声も上がっている。
 飯沼の民俗調査報告書では、こうした歴史をいかに民俗と結びつけながら記述するかが課題だと感じている。


2020年7月5日日曜日

【報告】6月例会

 6月27日(土)、約4カ月ぶりとなる通常例会を開催しました。清内路手づくり煙火資産化事業で民俗調査を行った松上清志会員が「清内路集落の水事情」として発表しました。

松上清志会員「清内路集落の水事情」

発表要旨
 同じ清内路地区の中でも、下清内路と上清内路では上水道普及以前の水事情は大きく異なっていた。上清内路は水を引いてくるのに都合のよい沢に恵まれ、現在も多くの家で活用している。引いてきた水を受ける水槽は土砂を沈殿させるために2段式になっているのが特徴的である。

 一方、下清内路は斜面台地上に立地し、近くの沢は谷が深い。そのため共同の筧樋用水は長い距離が必要で、開設には断崖を掘るなどの苦労もあった。樋はサワラの木をくりぬいたもので、接続部分からの漏水も多かった。
 下清内路は各家が井戸を掘り、現在もそれが残っている。つるべ縄にはごみが落ちないようにヤマブドウでなった縄を用いるなどの工夫もされていた。

 こうした水事情の違いにより、簡易水道の設置時期も下清内路が昭和30年、上清内路が同52年と大きな開きがあった。


次回ミーティングは7月25日(土)15:00~、発表は今井啓会員「疫神送りについて」、岡田正彦会員「飯沼の歴史―原始から中世―」(調査部会)です。

飯沼の民俗調査ミーティング

続いて民俗調査特別部会のミーティングが行われ、片桐みどり会員が昭和時代の飯沼の機業について報告を行いました。

2020年6月22日月曜日

【おしらせ】例会活動等を再開しました

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため休止していた研究所の例会・部会活動は、6月から再開しました。柳田館を会場とした講座や勉強会は当面1時間を目安に行います。

6月通常例会(兼・民俗調査部会ミーティング)

【日 時】 6月27日(土)15:00~
【会 場】 柳田國男館
【発表者】 松上清志会員「清内路の水事情」
      片桐みどり会員「飯沼の機織り」(飯沼の民俗調査員報告)

7月通常例会(兼・民俗調査部会ミーティング)

【日 時】 7月25日(土)15:00~
【会 場】 柳田國男館
【発表者】 今井啓会員「疫神送り」
      岡田正彦会員「飯沼の歴史―原始から中世―」(飯沼の民俗調査員報告)

8月特別例会〈折口講座〉折口信夫を読み解く『「霊魂の話」を読む』


【日 時】 8月22日(土)14:30~
【会 場】 柳田國男館
【講 師】 小川直之所長
【参加費】 500円(資料代として)

2020年6月15日月曜日

創立30周年記念募金にご協力ください!

 伊那民俗学研究所は、2020年に創立30周年を迎えるにあたって、事業の安定的継続のために創立30周年記念募金および賛助会員(年会費10,000円)の募集を行っています。
 いただいた募金は記念総会・研究集会・出版活動・民俗調査などに活用させていただきます。
 2020年6月4日現在で30名の方から合計233,000円をお寄せいただきました。
 引き続き募金を受け付けておりますので、多くの皆様のご支援をお願い申し上げます。

 詳しくは「ご支援のお願い」ページをご覧ください。




2020年4月18日土曜日

【おしらせ】30周年記念総会等を延期いたします

研究所会員の皆様

 多くの皆様のお力添えで5月23、24日に研究所創立30周年記念総会を開催する準備を進めてきましたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、運営委員会で検討した結果、以下のとおり予定を変更することになりました。
 会員の皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、なにとぞご理解いただけますようお願い申し上げます。

 1.記念総会および講演会・研究発表会の延期

 2020年9月5日(土)・6日(日)に延期いたします。
※詳細は、後日所報やホームページでお知らせします。

 2.2019年度事業報告・2020年度事業計画等(暫定案)の承認

暫定案の総会資料を5月中に会員の皆様に郵送いたしますので、内容をお諮りください。
 特別な異議が寄せられなかった場合は、仮承認いただいたものとして、当面の事業を進めて参ります。
 ※議案に対してのご意見は郵送またはメールでお寄せください。

郵送:〒395-0034 長野県飯田市追手町2丁目655(飯田市美術博物館内)
電子メール:inaminken@gmail.com

 3.2019年度事業報告・2020年度事業計画等(正式案)の承認 

上記正式案については、延期した総会においてお諮りいたします。

 なお、4月以降の例会および部会活動も当面の間休止いたします。なにとぞご理解をお願い申し上げます。


2020年2月10日月曜日

【お知らせ】2月通常例会、煙火報告会

2月通常例会【終了】

 研究所会員が日頃の研究成果などを報告し、参加者が自由に意見交換します。
会員以外も自由に参加できます。

日 時:2020年2月22日(土)15:00~17:00
会 場:柳田國男館会議室
発 表:宮下英美「平谷の新盆行事『たいとぼし』」
    岡庭圭佑「南信州の奉納煙火」

例会に続いて飯沼の民俗調査ミーティングが行われます(~18:00)。

「南信州の民俗文化『煙火』を見直そう」【延期】

阿智村清内路煙火等資産化事業の報告会です。飯田市美術博物館(3月1日)と阿智村中央公民館(3月7日)で、映像「上清内路の手づくり煙火」、「下清内路の手づくり煙火」、「南信州の煙火文化」の上映、講演、シンポジウム等があります。両会場で記録映像と報告書の販売があります。当研究所共催。

全体報告会【延期】

日 時:2020年3月1日(日)10:00~16:50
会 場:飯田市美術博物館講堂

阿智村報告会【延期】

日 時:2020年3月7日(土)9:30~17:00
会 場:阿智村中央公民館ホール





2020年1月8日水曜日

創立30周年記念総会での研究発表者を募集します

 本研究所は今年で創立30年を迎えることから、2020年度総会を5月23日(土)・24日(日)の2日間に拡大し、歴代の所長を招いて下記の内容で計画しています。

23日…福田アジオ前所長による記念講演、会員3名による研究発表、夜は祝賀会。
24日…「天竜川水系の民俗」をテーマに、小川直之所長の講演、会員などの研究発表。午後は野本寛一元所長による記念講演。

 23日の研究発表をしていただける発表者を会員から広く募集します。定員は3名で、発表時間は一人30分。民俗学に関係することであれば地域やテーマは自由ですので、ぜひお気軽にエントリーしてください。
 2月10日(月)までにメールでお申し込みください。宛先 inaminken@gmail.com