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2021年4月10日土曜日

伊那民研叢書6『写真から見る伊那谷の近代と地域民俗』を刊行しました

  2019年に開催した第3回伊那民俗研究集会の成果をまとめた叢書6を刊行しました。市村咸人・吉澤公男・熊谷元一・向山雅重・塚原琢哉の各氏が残した写真をふんだんに掲載し、研究所内外の執筆陣が解説したものです。A5判126頁、頒価は1000円。飯田市美術博物館および柳田館、平安堂(飯田店・座光寺店・伊那店)などで販売しています。

 購入申し込みはメールでも受け付けています。



■目次
序 章 伊那谷の近代写真と画像アーカイブの可能性

第一章 伊那谷を写した先人たち
  一 市村咸人 ―下伊那郷土史の開拓者―
    コラム 中馬をめぐる二つの記録 ―市村咸人の撮影写真と澁澤敬三の撮影映像― 
  二 吉澤公男 ―写真館主が残した山村の姿―
  三 熊谷元一 ―生涯続けた農村記録―
  四 向山雅重 ―地を這う調査で民俗を探究
  五 塚原琢哉 ―下栗が写真家としての原点―

第二章 写真から地域民俗を読み解く
  一 台所写真に見る生活様式の変化
  二 写真が語る下伊那の養蚕
  三 世相を映す婚礼衣装
  四 下栗の塚原写真と民俗
  コラム 塚原写真と下栗の地域づくり