最新のお知らせ

2025/1/18(土)14:30より柳田館で例会を開催します。櫻井弘人会員「新野の雪祭と春日のおん祭」

所報『伊那民俗』創刊~100号

 当研究所は所報『伊那民俗』を年4回発行しています。伊那谷の民俗や柳田研究についてのレポート、研究所の活動報告を掲載しているほか、会員相互の情報交流にも活用されています。
 バックナンバーおよび合冊本の販売も行っています。1部ごとの定価は96号までが150円、97号以降が200円(増ページ号を除く)。合冊本は創刊~50号と51~100号の2分冊で各1000円。
 メールによる注文も可能ですので、ご希望の方は出版物のページをご覧ください。
 土・日曜、祝日の9:30~17:00に柳田館に直接お越しいただいても購入できます。


101~最新号は→こちら
タイトル 執筆者
第 100 号(2015 年 3月)記念号/特集 伊那谷民俗の課題と展望
表紙
向方のやうとめの舞/
「宮人入り」の舞い初め
櫻井弘人
2 民俗学―その責務の一端― 野本寛一
4 所報『伊那民俗』と紀要『伊那民俗研究』 福田アジオ
6 これからの民俗学と伊那民俗学研究所への期待 福澤昭司
8 地域の今日的課題と民俗学 高橋寛治
10 地域で民俗学がなすべきこと 櫻井弘人
12 伊那谷から「野の学」の発信を 松上清志
14 入門講座第Ⅲ期 「民俗学を築いた人びと」講演要旨 第2回
「岩崎清美―伊那谷民俗学の草分け」(橋都正)
「鳥居龍蔵―土俗と土俗会―」(福田アジオ)
第3回
「向山雅重―くらしを聞きとる」(寺田一雄)
「南方熊楠―個人研究―」(福田アジオ)
第4回
「水野都沚生―下層の人々への思い―」(松上清志)
「折口信夫―直感から仮説へ―」(福田アジオ)
今井啓
第 99 号(2014 年 12月)
表紙
ドンド焼きの準備(飯田市諏訪町)/
勢いよく燃え上がるドンド焼き
北原いずみ
2 飯田・上飯田のドンド焼き
―子どもたちの「小屋掛け」と現在の変化―
北原いずみ
5 入門講座第Ⅱ期 柳田国男入門(6) 福田アジオ所長講演要旨
「第6回 柳田国男の怒りと失望」
今井啓
5 報告 探訪会「大宮五十鈴神社宵祭」「中郷霜月祭り」
6 入門講座第Ⅲ期 「民俗学を築いた人びと」(1) 講演要旨
民俗学の形成過程と研究者群像(福田アジオ)
伊那谷の民俗学を築いた人びと(櫻井弘人)
今井啓
6 報告 民俗学入門ゼミナール 第1回 熊谷文世
7 飯田柳田研究会報告 「木綿以前の事」を読む(2) 『木綿以前の事』を読む② 高橋寛治
第 98 号(2014 年 9月)
表紙
「下條ふるさとうまい会」のオヤキ作り/
「そばの城」の「竜太やきもち」
今井啓
2 手軽においしく食べる工夫「ヤキモチ」 宮下英美
5 第3期入門講座のご案内
6 伊那近代思想史研究会(35) 州平日記を読んで 森本政人
7 『飯田・上伊田の民俗1』を読んで 昭和30年代 横丁の暮らし 北川稔夫
7 報告 びはくワークショップ「七夕飾りをつくろう」 中山京子
第 97 号(2014 年 6月)
表紙
かつての打上花火(長姫神社)/
丸山町1丁目のキオイ
櫻井弘人
2 書評『飯田・上飯田の民俗1』 飯田のマチの暮らしは見えてきたか 板橋春夫
4 『飯田・上飯田の民俗1』を読んで 伝えていくことの大切さ 上柳貴美子
4 『飯田・上飯田の民俗1』を読んで 「環境と民俗」に学ぶ 前澤奈緒子
5 入門講座第Ⅱ期 柳田国男入門(4,5) 福田アジオ所長講演要旨
「第4回 戦後改革と柳田国男の使命感」
「第5回 サンフランシスコ条約と柳田国男」
北原いずみ
今井啓
6 飯田柳田研究会報告 「木綿以前の事」を読む(1) 女性の日常生活の歴史を知る―「自序」から― 松上清志
7 『現代日本の民俗学:ポスト柳田の五〇年』に寄せて 小野博史
第 96 号(2014 年 12月)
表紙
飯田町の薬屋の店内/
祝儀物を扱う店
松上清志
2 飯田町に伝わるすまいの知恵
―マチ家の調査からわかってきたこと―
松上清志
5 入門講座第Ⅱ期 柳田国男入門(2,3) 福田アジオ所長講演要旨
「第2回 山人・山民の民俗学」
「第3回 農村恐慌と民俗学」
今井啓
6 吹雪の事念仏を訪ねて―飯田市上久堅越久保― 今井啓
7 書評 『天狗の走り路―伊那谷民俗の旅―』塩澤一郎著 今井啓
7 書評 『日本の心を伝える 年中行事事典』
野本寛一編
北原いずみ
第 95 号(2013 年 12月)
表紙
井戸端の秋葉・金毘羅碑/
下栗「中の観音」石仏
今井啓
2 路傍の神仏が担うもの
―飯田市上村文化財神祠碑等調査から―
今井啓
5 入門講座第Ⅱ期 柳田国男入門(1) 福田アジオ所長講演要旨
「第1回 柳田国男の生涯と民俗学」
今井啓
6 民俗調査報告書『飯田・上飯田の民俗1』の頒布を開始しました
6 伊那谷の四季(冬) ドンド焼きと小屋掛け 北原いずみ
7 報告 2013年度民俗芸能学会飯田大会 今井啓
第 94 号(2013 年 9月)
表紙
裸祭りの連合大三国/出壁 岡庭圭佑
2 桶振りの誇りを受け継いで
―後継者からみた七久里神社の裸祭り―
岡庭圭佑
5 探訪会「今に生きる民俗を訪ねて」 (3) 飯田町の町内会の祭り「津島様」を訪ねる
6 民俗学入門講座(5,6) 福田アジオ所長講演要
「第5回 東のバカ・西のアホ」
「第6回 民俗学の方法」
今井啓
7 柳田國男研究会フィールドワーク
孝行猿・矢立木の地などを訪ねて
折山邦彦
第 93 号(2013 年 6月)
表紙
飯田町のサイダー屋/
近所のお子守らとともに今宮山で
片桐みどり
2 戦前の飯田町のくらし―馬場千里さんの子供時代― 片桐みどり
5 民俗学入門講座(2,3) 福田アジオ所長講演要旨
「第2回 旅の恥はかき捨て」
「第3回 晴々とした、晴れがましいとは」
今井啓
6 探訪会「今に生きる民俗を訪ねて」 (2) 『熊谷家伝記』の里―坂部
7 忘れ去られる民具(2) 「朝鮮背板」―高足付きショイコ― 松上清志
第 92 号(2012 年 3月)
表紙
飯田遊廓 長姫楼/二本松 塚平寛志
2 飯田の悪所 飯田遊廓~廓の沿革と戦後の遊興~ 塚平寛志
5 民俗学入門講座(1) 福田アジオ所長講演要旨
「第1回 民俗の発見」
今井啓
6 ユイの相手は誰なのか 小野博史
7 お知らせ 櫻井弘人氏「本田安次賞特別賞」
受賞記念祝賀会を開催
第 91 号(2012 年 12月)
表紙
白雲山来迎寺の節分会/
来迎寺節分会の福ます
今井啓
2 飯田の寺町と仏教会 今井啓
5 報告 『信州随筆』パネル展―柳田没後50年記念企画― 宮下英美
5 所報『伊那民俗』1~50号合冊版発行
6 柳田国男の『信州随筆』研究(23) 「青へぼの木」の現在 折山邦彦
7 伊那近代思想史研究会(34) 知らなかった伊那谷の思想史 北川稔夫
第 90 号(2012 年 9月)
表紙
天龍村坂部の集落/
坂部の冬祭りのたいきり面
櫻井弘人
2 柳田國男記念伊那民俗学研究所のこれから
―所長就任にあたって―
福田アジオ
6 伊那谷の四季(秋) 豊作を願い大風を除ける「風祭」 北原いずみ
7 報告 柳田國男没後50周年特別講演会と大平・清内路フィールドワーク 今井啓
高橋寛治
8 飯田大火を経て受け継ぐ伝統の技
―松岡屋醸造所の醤油づくり―
今井啓
10 柳田国男の『信州随筆』研究(22) 木曽民謡集 小林多門
11 伊那近代思想史研究会(33) 3度目の挑戦~『伊那思想史(稿)』刊行に向けて~ 松上清志
第 89 号(2012 年 6月)
表紙
桜井利幸家全景と冬の松川入の山々/
松川入にて『主婦の友』1962年2月号
松上清志
2 徒(かち)めぐりの断想 野本寛一
5 柳田國男の『信州随筆』フィールドワーク 北信濃の枝垂れ桜を訪ねて 宮下英美
6 伊那近代思想史研究会(32) 産業組合に対する森本州平と柳田國男の思い 和田憲
7 福田アジオ新所長と歩む、民俗学の発信基地へ
―2012柳田國男記念伊那民俗学研究所総会・記念講演会を開催―
高橋寛治
第 88 号(2012 年 3月)
表紙
高級結納品セットの製造/
内職の技術
服部比呂美
2 水引産業を支えた内職
―飯田・上飯田の民俗調査から―
服部比呂美
5 『信州随筆』フィールド報告 巫女の墓・甲賀三郎伝説・小泉小太郎伝説の地を訪ねて 北原いずみ
6 雛の節句いろいろ 片桐みどり
7 忘れ去れれた民具(1) 「サネクリ」―綿繰器― 松上清志
第 87 号(2011 年 12月)
表紙
浜井場小学校児童による笛のお囃子(中立の遠山霜月祭り)/
祭り参加の応募者による舞(中郷)
櫻井弘人
2 篤い信仰が息づく桃源郷、水窪
―水窪の民俗調査から―
名倉慎一郎
5 祭りの記録化とその必要性
―遠山霜月祭りのDVDと報告書の完成にあたって―
櫻井弘人
第 86 号(2011 年 9月)
表紙
飯田の町におけるえびす講のにぎわい/
醤油店の売り出し風景
松上清志
2 飯田町の食生活を支えてきた杉屋豆腐店
関口豊さん・千代さんにお聞きする
片桐みどり
5 飯田の祇園祭その2
―今では「津島様」と呼ばれている―
松上清志
6 柳田国男の『信州随筆』研究(21) 飯田の枝垂れ桜 寺田一雄
7 新刊紹介 野本寛一編著『食の民俗事典』 今井啓
第 85 号(2011 年 6月)
表紙
水害から生まれた祇園祭/
今も残る「旭」の屋台
松上清志
2 人の神格化と国学ネットワーク 森本一彦
5 柳田国男の『信州随筆』研究(20) 「青へぼの木」の習俗 折山邦彦
6 伊那近代思想史研究会(31) 森本州平日記より「銅像問題とは…」 市瀬久子
7 飯田の祇園祭―横田正勝氏の調査報告から― 松上清志
第 84 号(2011 年 3月)
表紙
上町のコトの神送り/
最後の送り立て
櫻井弘人
2 新型インフルエンザの伝承と民俗 櫻井弘人
5 飯田・上飯田の民俗調査報告(1) 地域産業の独自の歩み 高橋寛治
7 新刊紹介 野本寛一著
『地霊の復権―自然と結ぶ民俗をさぐる―』を読む
片桐みどり
第 83 号(2010 年 12月)
表紙
平畑から須沢集落を望む/
夕日天白祭礼
今井啓
2 須沢集落の社会的変遷 今井啓
5 『遠山谷中部の民俗』を読んで 前澤憲道
北島花江
6 柳田国男の『信州随筆』研究(19) 「御頭の木」薙鎌とは何か 中島悦子
7 伊那近代思想史研究会(30) 森本州平日記より
「組合の将来、村経済の将来を思へば、如何に成り行くべきか。あゝ。」
粟谷真寿美
第 82 号(2010 年 9月)
表紙
飯田松尾町一丁目の大獅子/
鈴が舞
櫻井弘人
2 インタビュー 須沢に生きて 熊谷やよいさんに聞く 寺田一雄
片桐みどり
6 下栗での民俗調査から(下) 浮葉正親
7 飯田松尾町一丁目の大獅子 櫻井弘人
第 81 号(2010 年 6月)
表紙
旧上村小学校下栗分校/
担任の熊谷栄子先生と児童たち
浮葉正親
2 柳田民俗学と教育現場の蜜月は再来するか 小田富英
5 下栗での民俗調査から(中) 浮葉正親
6 柳田国男研究 『明治大正市世相篇』第12章 「貧と病」読んで 原幸夫
7 伊那近代思想史研究会(29) 森本史料紹介 愛國勤労党「國際聯盟を脱退し満蒙國策を断行せよ」 齊藤俊江
第 80 号(2010 年 3月)
表紙
復活した小野子(飯田市上久堅)の御柱祭/
小野子諏訪神社の御柱建立
松上清志
2 民俗学の座標―所報80号に寄せて― 野本寛一
4 遠山谷の炭焼 寺田一雄
7 伊那谷の御柱祭とその起源説 今井啓
8 下栗での民俗調査から(上) 浮葉正親
10 柳田国男研究 『野草雑記』と柳田国男の書簡 高橋寛治
11 伊那近代思想史研究会(28) 「不可解となり」という森本州平の悩み
~1929(昭和4)年末~
松上清志
第 79 号(2009 年 12月)
表紙 程野(飯田市)・正八幡宮の御柱祭/
程野の御柱祭
針間道夫
2 遠山谷の交通と交易 その光と影 針間道夫
5 柳田国男の『信州随筆』研究(18) 「御頭の木」から名称の歴史的価値に触発されて 桜井浩嗣
6 伊那近代思想史研究会(27) 州平日記と須崎先生 森本信正
7 フィールドワーク「遠山谷をめぐる」参加報告
遠山谷でかんがえたこと 『集落への旅』と『野の学び』の嚆矢の地へ
湯沢孝一
第 78 号(2009 年 9月)
表紙 40年前の下栗帯山の景観/
上村下栗帯山の民家
橋都正
2 峠とはなにか~峠の民俗~ 久保田賀津男
5 書評『遠山谷北部の民俗』 新谷尚紀
6 『遠山谷北部の民俗』調査報告に寄せて 山﨑昭文
7 「遠山霜月祭<上村>」DVDが完成しました
第 77 号(2009 年 6月)
表紙 小正月の飾り作り/ナリワイ(遠山) 北原いずみ
2 【インタビュー】 越下倉臣さん、ミナヱさんインタビュー
遠山谷此田に生きる
片桐みどり
宮下英美
北原いずみ
5 臼・囲炉裏・坂畑―食の民俗調査を終えて― 野牧和将
6 柳田国男の『信州随筆』研究(17) 自序 宮坂昌利
7 伊那近代思想史研究会(26) 森本州平日記を読む
外部より見た作興会の活動―胡桃澤盛日記から―
橋部進
第 76 号(2009 年 3月)
表紙 逆さうない/急傾斜地の茶畑(下栗) 寺田一雄
2 三遠南信地域文化に関わって
ミュージアムを結ぶ 風景(物語)街道を旅して
松田不秋
5 上村の食―蕎麦 宮下英美
6 柳田国男の『信州随筆』研究(16) 木曽民謡集 小林多門
7 伊那近代思想史研究会(25) 森本州平日記を読む
下伊那郡青年会の崩壊―昭和3年5月13日―
片桐みどり
第 75 号(2008 年 12月)
表紙 遠山谷和田の中心街本町(昭和41年ころ)/
杣・ヒョウの溜まり場であった料理屋(大正後期)
和田憲
2 和田のマチ
遠山谷南部の民俗調査から学ぶ=過去から未来へ
和田憲
5 遠山谷南部の民俗調査報告会
民俗調査の成果を現代に生かす
―野本所長の講演から―
寺田一雄
6 柳田国男の『信州随筆』研究(15) 矢立の木(伝説と習俗) 湯澤孝一
7 伊那近代思想史研究会(24) 森本州平家の養蚕 寺田一雄
第 74 号(2008 年 9月)
表紙 昭和37年頃の山村の民家
飯田市上村下栗屋敷地区/ネコビサシ
松上清志
2 いま、祭が滅びる 星野和彦
4 民俗報告書3冊刊行―購読のご案内―
5 『遠山谷南部の民俗』に寄せて 書評 『遠山谷南部の民俗』を読む 倉石忠彦
6 『遠山谷南部の民俗』に寄せて 民俗報告書発刊に寄せて 深尾善一郎
6 『遠山谷南部の民俗』に寄せて 地域に学ぶ 山﨑志朗
7 柳田国男の『信州随筆』研究(14) 新野の盆踊その2 橋都正
第 73 号(2008 年 6月)
表紙 子授け石(下栗大野の子安神社)/
乳房形の願掛け(飯田市下瀬大泉寺)
前澤奈緒子
2 中絶・廃絶する民俗芸能の保存を
―三遠南信の霜月神楽の現況から―
山﨑一司
5 三穂の民間信仰 先祖祀りと氏神様 折山邦彦
6 和歌山県かつらぎ町 三谷の「鎌八幡宮」 高橋寛治
7 柳田国男の『信州随筆』研究(13) 犬坊の墓 中村健一
第 72 号(2008 年 3月)
表紙 高森町新田の虎舞/
キツネ踊り
橋都正
2 ハナノキのフォークロア 伊藤正英
5 大月松二の聴書・日記の翻刻完了に寄せて 田中正明
7 伊那近代思想史研究会(23) 等身大の森本州平 平栗豊久
第 71 号(2007 年 12月)
表紙 立石の事念仏(上地区)/
立石の事念仏(下地区)
桜井弘人
2 信濃と結ぶ駿河・遠江 八木洋行
5 柳田国男の『信州随筆』研究(12) 探訪 穂高神社奥宮 信州の出口入口を訪ねる旅 谷口悦子
6 立石という小宇宙と事念仏 桜井弘人
第 70 号(2007 年 9月)
表紙 お日待ち(飯田市上村中郷)/
外の祠を祀る
桜井弘人
2 柳田館の風 野本寛一
6 遠山谷に生き続けるネギ
―信仰世界をになった民間宗教者―
桜井弘人
9 伊那近代思想史研究会(22) 州平日記を読む 小林多門
10 三穂の民俗に寄せて 奥深く、広い民俗学 林雄三
10 三穂の民俗に寄せて 『三穂の民俗』へのお礼と感謝 宮嶋英紀
11 三穂の民俗に寄せて 連綿する故郷 赤羽正春
12 訃報 顧問 櫻井徳太郎氏 ご逝去
第 69 号(2007 年 6月)
表紙 井上田鶴さんの産着/ちゃんちゃんこ/
麻の葉模様の着物
片桐みどり
2 消えていく衣の習俗
―乳幼児期の着物を中心に―
片桐みどり
5 柳田国男の『信州随筆』研究(11) 信州の出口入口 北原いずみ
6 伊那谷の地名考(20) 三昧所(さんましょ)について 林登美人
7 第4次民俗調査
遠山北部―実施方法と参加者の募集―
第 68 号(2007 年 3月)
表紙 キンマ(飯田市大平)/杣の道具 寺田一雄
2 70年前の生業複合 八重河内の遠山常雄さんに聞く 寺田一雄
5 柳田国男の『信州随筆』研究(10) 新野の盆踊 橋都正
6 遠野での常民大学合同研究会報告 高橋寛治
7 伊那近代思想史研究会(21) 悩みながらも自分の思想を貫いた北原亀二 松上清志
第 67 号(2006 年 12月)
表紙 小正月飾り/
大正月飾り(飯田市三穂伊豆木)
北原いずみ
2 戦前の農繁託児所
立石寺"ヨロコビ保育園"に通った子どもたち
谷口悦子
5 柳田国男の『信州随筆』研究(9) 犬飼七夕譚 宮下英美
6 伊那近代思想史研究会(20) 戦前、青年会運動に参加した父を偲ぶ 市瀬久子
7 伊那谷の地名考(19) 村史編纂から見える売木村の地名 後藤勝郎
第 66 号(2006 年 9月)
表紙 婚家へ到着/婚家へ入る 前澤奈緒子
2 かまくらの女性たち 聞き書き集を編む 曽原糸子
5 伊那谷の地名考(18) 新タイザ考を―「広域的な比較」のまなざし― 後藤拓磨
7 上久堅民俗調査報告会から
第 65 号(2006 年 6月)
表紙 オヤトイ/桑を摘む 寺田一雄
2 社会組織と地域づくり
―上久堅・南信濃・三穂の事例から―
今井啓
5 柳田国男の『信州随筆』研究(8) 眠流し考 松上清志
6 伊那近代思想史研究会(19) 森本州平の思想的変化について 和田憲
7 第3次民俗調査
遠山谷南部―実施方法と参加者の募集―
7 『飯田市地域史研究事業
民俗調査報告書1 上久堅の民俗』
第 64 号(2006 年 3月)
表紙 天龍村大河内「神送り」の行列/
オタカラをおがむ禰宜
橋都正
2 葬送習俗の昔と今
―飯田下伊那の事例から―
前沢奈緒子
5 柳田国男の『信州随筆』研究(7) 地梨と精霊 中村健一
6 伊那谷の地名考(17) 柳田國男の地名研究の紹介
―『定本柳田国男集第二十巻』を中心に―
塩澤正人
7 芸能の旅(40) 天龍村大河内の「神送り」 橋都正
第 63 号(2005 年 12月)
表紙 天龍村・坂部の冬祭り/しずめ様 桜井弘人
2 上久堅の民俗調査から
水の恵みを求めた人々の営みとつながり
松上清志
5 柳田国男の『信州随筆』研究(6) 青へぼの木 折山邦彦
6 伊那谷の地名考(16) 三穂・立石北部の地名 林雄三
7 伊那近代思想史研究会(18) 森本資料紹介3
国民精神作興会関係資料
齊藤俊江
第 62 号(2005 年 9月)
表紙 鴬巣の神楽(天龍村鴬巣)/
悪魔払いの舞
桜井弘人
2 越久保に生まれ、育ち、生きて93年
―森本八百重さんのライフヒストリー―
片桐みどり
5 柳田国男の『信州随筆』研究(5) 矢立の木(伝説と習俗) 原幸夫
6 伊那谷の地名考(15) 天竜川に関わる川路の地名をめぐって 田畑 衛
7 飯田下伊那の妖怪 今井啓
第 61 号(2005 年 6月)
表紙 飯田市下久堅・三石家の盆棚飾り/
盆棚の膳
桜井弘人
2 知久の庄における盆
上久堅の民俗調査から
北原いずみ
4 飯田市下久堅 三石家の年中行事
―『三石家の一年』刊行に寄せて―
桜井弘人
6 伊那谷の地名考(14) 「あまづつみ」と「あまさか」
―飯伊の気象地名から―
今村理則
7 伊那近代思想史研究会(17) 下伊那地方における実行会の系譜
―時代の精神と共に―
粟谷真寿美
第 60 号(2005 年 3月)
表紙 座光寺麻績神社の獅子舞(飯田市座光寺)/
獅子曳きの男児を担ぐ
桜井弘人
2 「学び」の自覚と持続のために
―所報60号に寄せて―
野本寛一
3 死者とともに暮らす生活
―上久堅の民俗調査から―
山田真也
6 上久堅の遊び―調査を終えて― 宮下英美
8 伊那谷の地名考(13) 人と大地の相渉を探る
―地名研究私見―(講演要旨)
野本寛一
10 柳田国男の『信州随筆』研究(4) 御頭の木 高橋寛治
11 「天竜川流域の民俗文化と後藤総一郎」展をみて 宮坂昌利
第 59 号(2004 年 12月)
表紙 飯田市上久堅越久保の送り神/
越久保の事念仏
桜井弘人
2 上久堅の養蚕
―落倉、北沢正二さんに聞く―
寺田一雄
5 芸能の旅(40) 上久堅のコト念仏・送り神 桜井弘人
6 柳田国男の『信州随筆』研究(3) なんぢゃもんぢゃの樹 前沢奈緒子
7 伊那近代思想史研究会(16) 私史60年の追想 河合政勝
第 58 号(2004 年 9月)
表紙 コバシ休み(飯田市下久堅三石家)/
種籾をとるコバシ作業
桜井弘人
2 「心覚」にみる飯田町の民俗 寺田一雄
4 菅江真澄の足跡を訪ねて 高橋寛治
5 柳田国男の『信州随筆』研究(2) 信濃柿のことなど 片桐みどり
6 伊那谷の地名考(12) 牛牧の製鉄地名集中地域と城跡 木村昌之
7 上久堅の民俗信仰―夏季調査を終えて― 折山邦彦
第 57 号(2004 年 6月)
表紙 新野 新盆宅の仏様送り/
各家の仏様送り
桜井弘人
2 民俗調査への取組みと期待 高橋寛治
4 飯田市上久堅越久保の民俗調査開始
―実施方法と参加者の募集―
桜井弘人
5 柳田国男の『信州随筆』研究(1) 『信州随筆』と枝垂桜 寺田一雄
6 伊那谷の地名考(11) 旧毛賀村の地名地図を作成して 赤羽二三男
7 伊那近代思想史研究会(15) 新渡戸稲造 来飯す 和田憲
第 56 号(2004 年 3月)
表紙 東野大獅子/ありし日の本屋台 桜井弘人
2 始動、フィールドワークに向けて 野本寛一
4 飯田のお練り祭り研究事始め 桜井弘人
6 インタビュー 西尾秀男さん、太田昭二さん、杉山圭三さん、伊藤一成さん
東野大獅子の今昔
櫻井弘人
前沢奈緒子
第 55 号(2003 年 12月)
表紙 小正月のオモノ飾り/
三石家小正月の外飾り(飯田市下久堅三石家)
橋都正
2 松川町生田部奈地区の正月行事
―大正から昭和初期にかけての正月行事―
木下篤史
5 柳田國男館を訪れた千葉徳爾先生 寺田一雄
6 伊那谷の地名考(10) イナ地名は、どこからついたか? 後藤拓磨
7 伊那近代思想史研究会(14) 森本州平日記にみる天竜川水力発電問題 松上清志
第 54 号(2003 年 9月)
表紙 発祥300年を迎える今田人形/
今田人形の操り
桜井弘人
2 祭りと潮水と塩
―『日本の祭』注釈研究からの一視点―
久保田宏
5 新谷尚紀先生にとり憑いた宮田登先生の霊
―医療における民俗学的アプローチ―
原幸夫
6 芸能の旅(39) 発祥300年を迎える今田人形 桜井弘人
7 伊那谷の地名考(9) 東山道と阿智の地名―古代の地名を探る― 原隆夫
第 53 号(2003 年 6月)
表紙 下條歌舞伎/伝統を伝える演技 原董
2 インタビュー 小池恒久さん 浄瑠璃を語り継いで 寺田一雄
原董
前澤奈緒子
5 伊那近代思想史研究会(13) 新井労働団の結成―州平日記を読んで― 中島邦芳
6 伊那谷の地名考(7) 古代史情報としての地名の資料化
―上郷堂垣外遺跡をめぐる周辺地名の検討をとおして―
宮澤恒之
7 伊那谷の地名考(8) 名字は地名からつけられたか
―澤のつく名字から考える―
西沢洌
第 52 号(2003 年 3月)
表紙 野池の大将荒神/米川のほんやり 桜井弘人
2 インタビュー 林清隆さん 千代の歴史を綴って 櫻井弘人
松上清志
5 後藤総一郎所長 急逝 寺田一雄
6 伊那谷の地名考(6) 伊那谷地名研究会シンポジウム
「地名が語る下伊那の歴史」報告
原董
7 柳田国男の『東国古道記』紀行(19) 江戸以前の東国 前沢奈緒子
第 51 号(2002 年 12月)
表紙 上久堅柏原の事念仏/念仏 桜井弘人
2 高森町の歴史・民俗を後世に!! 林藤人
5 伊那谷の地名考(5) 恒川遺跡群周辺の地名 今村善興
6 伊那近代思想史研究会(12)  森本家との関わり 竹下のぶ子
7 柳田国男の『東国古道記』紀行(18) 中世以前の旅行組織 高橋寛治
第 50 号(2002 年 9月)
表紙 柳田國男館全景/柳田國男肖像
2 伊那民俗50号記念 感謝と反省と希望 後藤総一郎
3 50号を迎えて ―柳田学と日本民俗学― 櫻井徳太郎
3 回顧と安堵 松澤太郎
4 特別寄稿 伊那谷―民俗学研究の課題 野本寛一
7 向山雅重先生の思い出 橋都正
10 中郷の正八幡社と遠山霜月祭 桜井弘人
12 『東国古道記』紀行(17) 「甲州との交通」 浜島晃
13 伊那近代思想史研究会(11) 州平伯父を偲ぶ 依田時子
14 伊那谷の地名考(3) 飯田・下伊那の「くもんじょ・くもんじ」 山内尚巳
15 伊那谷の地名考(4) 金属地名と考古学
―特に下伊那地方の鉄関係地名について―
岡田正彦
第 49 号(2002 年 6月)
表紙 上村中郷のオタイマツ(祇園祭)/
オタイマツの神事
桜井弘人
2 天龍村向方の生業と暮らし
―地域民俗誌をめざして―
寺田一雄
5 柳田 爲正先生哀悼
―お世話をおかけした27年
後藤総一郎
6 伊那谷の地名考(2) かいと(垣内・垣外)考
―飯田市上郷地区を中心に― 
木下睦美
7 『東国古道記』紀行(16) 「遠江と信濃との連絡」 小林多門
第 48 号(2002 年 3月)
表紙 大島山瑠璃寺の獅子舞/
大型屋台獅子の師匠
2 天龍村神原 「長松寺過去帳」雑考 前澤奈緒子
5 伊那谷の地名考(1) 下条村の信仰地名
―山岳信仰を中心として―
原董
6 芸能の旅(38) 瑠璃寺の獅子舞と後藤伊作 橋都正
7 柳田国男の安東家宛書簡(3) 安東家栄子への絵葉書 中村健一
第 47 号(2001 年 12月)
表紙 新野の雪祭 1月13日における諏訪神社の行事/
天狗の舞
2 インタビュー 原隆夫さん  『郷土史巡礼』を発行しつづけて 中村健一
寺田一雄
5 伊那谷地名研究会が設立されました
6 芸能の旅(37) 新野の雪祭 1月13日の行事 桜井弘人
7 柳田国男の安東家宛書簡(2) 安東菊子への書簡 片桐みどり
第 46 号(号(2001 年 9月)
表紙 程野のきしめ造り/
宝蔵倉に仕込んだきしめ
2 インタビュー 伊東幸夫さん 上殿岡獅子舞を継承する 寺田一雄
桜井弘人
5 芸能の旅(36) 上村・程野のきしめ造り 桜井弘人
6 柳田国男の安東家宛書簡(1) 安東貞美への書簡 前澤奈緒子
7 『東国古道記』紀行(15) 「霊の話を信じて」 折山邦彦
第 45 号(号(2001 年 6月)
表紙 下栗の掛け踊り/
下栗掛け踊りの復活
2 インタビュー 麦島正吉さん 黒田人形とともに 桜井弘人
前沢奈緒子
5 芸能の旅(35) 上村下栗の掛け踊り 橋都正
6 柳田国男関係資料の紹介 柳田国男の安東家宛書簡 桜井弘人
7 『東国古道記』紀行(14) 「浪合記の色々の異本」 斎藤俊江
第 44 号(号(2001 年 3月)
表紙 天龍村坂部の「雛の祭り」/
神社に供えるクワ
2 「方言」の灯よ いつまでも 井上伸児
5 芸能の旅(34) 天龍村坂部・雛の祭り 桜井弘人
6 『東国古道記』紀行(13) 「奇談の流行」 松上清志
7 伊那近代思想史研究会(10) 中原謹司のこと 長沼計司
第 43 号(号(2000 年 12月)
表紙 静岡県水窪町・西浦の田楽/しずめ
2 下条村に残る山岳信仰の遺構を追って 原董
6 『東国古道記』紀行(12) 「秋葉道は中世諏訪信仰の道」 清水三郎
7 芸能の旅(33) 西浦の田楽 桜井弘人
第 42 号(号(2000 年 9月)
表紙 中井侍の神楽/湯立て
2 柳田国男、少年期の原体験の地を訪ねて
―「資質としての無意識」を追う―
中繁彦
6 【※インタビュー】 柳田家にご奉公した思い出 竹本ヱイさん 前澤奈緒子
7 伊那近代思想史研究会(9) 「伊那思想史稿」と「第一線」 森本資料紹介3 斎藤俊江
第 41 号(号(2000 年 6月)
表紙 温田の榑木踊り/
南宮神社へ向かう行列
2 小諸時代の藤村と柳田国男 東栄蔵
6 生業の変容とその調査 寺田一雄
7 伊那近代思想史研究会(8) 祖父 州平の思い出 森本信正
第 40 号(2000 年 3月)
表紙 天龍村大河内の神送り/
大石に置いたミコシを拝むネギ
2 インタビュー 依田時子さん  飯田町の昔 桜井弘人
前沢奈緒子
5 伊那近代思想史研究会(7) 森本州平:その生涯と思想 その2 松上清志
6 『東国古道記』紀行(11) 赤壁の家(故神津猛邸)での一夜 中村健一
7 小正月行事を守れ!
―「改正国民祝日法」をめぐって―
桜井弘人 
第 39 号(1999 年 12月)
表紙 天龍村坂部の小正月の門松/
大正月の門松
2 インタビュー 宮内真人さん  「石仏は物言わぬ語り部」 寺田一雄
前沢奈緒子
5 芸能の旅(32) 天龍村坂部の門松 桜井弘人
6 『東国古道記』紀行(10) 「加賀様の隠し路」北アルプスの針の木峠 片桐みどり
7 伊那近代思想史研究会(6) 下伊那郡国民精神作興会会報「作興」
森本資料紹介1
斎藤俊江
第 38 号(1999 年 9月)
表紙 平谷の御鍬様/御鍬様の受渡し
2 インタビュー 小池筆男さん 「平谷の未来へ語るもの」 高橋寛治
6 『東国古道記』紀行(9) 柳田家ゆかりの飯田を歩く 高橋寛治
7 伊那近代思想史研究会(5) 森本州平:その生涯と思想 その1 松上清志
第 37 号(1999 年 6月)
表紙 中川村田島の風祭り/
田島集会所前の風鎮守護の幣
2 インタビュー 熊谷小三治さん 新野の伝承を語り継いで 桜井弘人
前沢奈緒子
5 芸能の旅(30) 中川村田島の風祭り 塩沢一郎
6 『東国古道記』紀行(8) 「旅人と風景」 原幸夫
7 伊那近代思想史研究会(4) 青年訓練所と郡青・政研の対応 清水三郎
第 36 号(1999 年 3月)
表紙 天龍村・向方の的射ち/天狗祭り
2 点から線、線から面へ…!
―生涯をかけて農村景観保全計画の取組み―
松下重雄
6 芸能の旅(29) 天龍村・向方の春祭り 桜井弘人
7 『東国古道記』紀行(7) 飯田下伊那の天王信仰とゆきよし様 横田正勝
第 35 号(1998 年 12月)
表紙 向方のお潔め祭り 花のやうとめの舞
順(ずん)の舞
2 インタビュー 向山清子さん  夫 向山雅重を語る 寺田一雄
中村健一
5 向山雅重民俗資料館の開館 寺田一雄
6 芸能の旅(28) 天龍村・向方のお潔め祭り 桜井弘人
7 『東国古道記』紀行(6) 「秋葉街道・奥遠州路を歩く」 塩澤一郎
第 34 号(1998 年 10月)
表紙 天龍村平岡・満島神社の秋祭/
宿入れの神楽獅子
2 炭焼長者伝説の解明に向けて 羽場睦美
6 芸能の旅(27) 天龍村平岡・満島神社の秋祭 桜井弘人
7 『東国古道記』紀行(5) 「青崩峠から遠山谷を歩く」 松上清志
第 33 号(1998 年 6月)
表紙 天竜社の繰糸工場内(昭和30年代)/
多条繰糸機で糸を挽く
2 インタビュー 三石龍男さん  伊那谷の生糸が消える
―天竜社の工場閉鎖―
桜井弘人
6 芸能の旅(26) 飯田市千代 野池社の御柱祭 井上伸児
7 伊那近代思想史研究会(3) 下伊那青年会は南北朝対立の如し
郡連合青年会設立(大正15.2.11)
片桐みどり
第 32 号(1998 年 3月)
表紙 飯田のお練り祭り 大名行列/
大名行列の蓬莱大鳥毛
2 インタビュー 保存会師範 宮下芳治さん
お練り祭りの華 「大名行列」を今に伝える
桜井弘人
中村健一
5 芸能の旅(25) 天龍村平岡 半僧坊のまつり 塩澤一郎
6 『東国古道記』紀行(4) 「道志の峡谷」 宮坂昌利
7 柳田國男 若き日の歌 『しがらみ草紙』より 前沢奈緒子
第 31 号(1997 年 12月)
表紙 坂部の山の講/
赤飯のごくうを供える
桜井弘人
2 インタビュー 堤ますゑさん  故郷坂部を語る 前沢奈緒子
片桐みどり
5 芸能の旅(24) 天龍村坂部の山の講 桜井弘人
6 『東国古道記』紀行(3) 「井川」の里 高橋寛治
7 伊那近代思想史研究会(2) 2つの思想が交差した軍教問題対談会 松上清志
第 30 号(1997 年 9月)
表紙 坂部の九月の祭/
生まれ清まりの式
桜井弘人
2 インタビュー 原満征さん 手作り花火は私のこころ 寺田一雄
5 『東国古道記』紀行(2) 「十石峠」の道 中村健一
6 芸能の旅(23) 天龍村坂部の「九月の祭」 桜井弘人
第 29 号(1997 年 6月)
表紙 芋平の百万遍/
ワラ製の蛇と草履
桜井弘人
2 祭、事始めに替えて 武井正弘
4 柳田記念研究所の「衣更え」 後藤総一郎
5 芸能の旅(22) 飯田市千代 芋平の百万遍 桜井弘人
6 『東国古道記』紀行(1) 「金沢峠」を歩く 高橋寛治
7 伊那近代思想史研究会(1) 青年運動と作興運動の対立 清水三郎
第 28 号(1997 年 3月)
表紙 天龍村坂部のブサマツリ/
弓を射る熊谷家当主
桜井弘人
2 インタビュー 関京子さん 坂部に生きて   片桐みどり
前沢奈緒子
5 芸能の旅(21) 天龍村 坂部のブサマツリ 桜井弘人
6 喜談書屋の書斎 ―柳田國男館改装に寄せて― 寺田一雄
第 27 号(1997 年 1月)
表紙 新野の雪祭 お船渡し/
天火採り
桜井弘人
2 伊那谷の人形芝居目録作成拾遺 伊藤善夫
6 柳田関連新聞記事紹介(5) 柳田氏を招聘 民俗講演会 終って飯田で座談会
(南信新聞・昭和10年9月19日)
柳田を圍み民俗座談会  民俗研究会の集ひ
(信濃時事新聞・昭和10年10月24日)
片桐みどり
7 民俗芸能における太陽と月 桜井弘人
第 26 号(1996 年 10月)
表紙 遠山霜月祭 猿の舞/猿の面
2 地域研究と民俗誌―天龍村坂部によせて― 福澤昭司
5 書評 『東北学へ』1 ~もうひとつの東北から~
著者 赤坂憲雄
高橋寛治
6 柳田関連新聞記事紹介(4) 旦開の盆踊り 前沢奈緒子
7 特別展「神々の訪れ」によせて
天竜川流域の面とその意味
桜井弘人
第 25 号(1997 年 7月)
表紙 向方の盆―かんぴょうえ踊り/
向方の盆踊り
2 柳田民俗学と地域づくり
―癒しのフォークロアからの提言―
原幸夫
5 柳田関連新聞記事紹介(3) 柳田國男が涼みがてら座談
歴史の改造を説く柳田國男氏
前沢奈緒子
6 芸能の旅(20) 天龍村 向方の盆行事 桜井弘人
7 新刊紹介 柳田為正著『父 柳田国男を想う』 片桐みどり
第 24 号(1996 年 3月)
表紙 下市田の獅子曳きと獅子/
獅子曳きの梅王
橋都正
2 インタビュー 瀧浪利忠さん 霜月祭の火と湯を伏せて 桜井弘人
5 芸能の旅(19) 下伊那郡高森町 下市田の獅子舞 橋都正
6 柳田関連新聞記事紹介(2) 農村改善策 貴族院書記官長 柳田國男
(信濃時事新聞・大正5年1月1日付)
片桐みどり
7 新刊紹介  倉石あつ子著『柳田國男と女性観』 前沢奈緒子
第 23 号(1995 年 12月)
表紙 道祖神の行事/上戸のでえもんじ 塩澤一郎
2 インタビュー 中村寿人さん 色無尽 大鹿村の風土とともに 寺田一雄
前沢奈緒子
6 柳田関連新聞記事紹介(1) 産業組合に就て柳田法学士の講話
(信濃毎日新聞・明治34年11月15日付)
小林多門
7 芸能の旅(18) 上伊那北部 道祖神祭・でえもんじ 塩澤一郎
第 22 号(1995 9月)
表紙 飯島町梅戸神社獅子舞/
天狗と鍾馗
三石稔
2 都市再生と民俗学 高橋寛治
6 芸能の旅(17) 飯島町梅戸神社獅子舞 三石稔
7 『天竜村史』の編纂はじまる
―研究所メンバーが「民俗篇」を担当―
所長 後藤総一郎
第 21 号(1995 年 6月)
表紙 中郷・正八幡宮「殿入り」の天伯舞/
ねり歩く八社の神
桜井弘人
2 インタビュー 矢沢姈さん  民話を語り継いで 寺田一雄
桜井弘人
前沢奈緒子
5 芸能の旅16 遠山地方の殿入り
―中郷・正八幡宮を中心に―
桜井弘人
6 柳田書簡 紹介(8) 野沢虎雄への書簡
(昭和2年7月18日付・同8月9日付・昭和3年8月20日付)
小林多門
8 旧柳田邸の茶室移築保存をご支援ください
第 20 号(1995 年 3月)
表紙 程野の山王神社の春祭り/
八乙女の舞
桜井弘人
2 インタビュー 山口儀高さん 郷土に生きて郷土を知る 寺田一雄
桜井弘人
村沢聡
5 芸能の旅(15) 上村程野 山王神社の春祭り 桜井弘人
6 柳田書簡 紹介(7) 今村良夫へのはがき
(昭和25年7月31日付、昭和35年2月12日付)
小林多門
7 柳田國男研究会スケジュール
第 19 号(1994 年 12月)
表紙 羽広の獅子舞/剣の舞 三石稔
2 インタビュー 熊谷元一さん 会地村と村人を撮り続けて 桜井弘人
5 芸能の旅(14) 伊那市西箕輪 羽広の獅子舞 三石稔
6 柳田書簡 紹介(6) 水野都沚生へのはがき
(昭和35年5月20日付)
前沢奈緒子
7 旧柳田邸の保存を飯田市に要望
第 18 号(1994 年 9月)
表紙 中立稲荷神社の小祭/
太鼓を打ち神楽歌を唄う禰宜
2 インタビュー 猪切智義さん 雪まつりの保存に30年 桜井弘人
寺田一雄
5 芸能の旅(13) 南信濃村木沢中立 稲荷神社の小祭 桜井弘人
6 柳田書簡 紹介(5) 北原痴山への書簡・小林郊人への葉書 片桐みどり
第 17 号(1994 年 6月)
表紙 坂部の掛け踊り/掛け踊りの行列 桜井弘人
2 インタビュー 片桐登さん 太棹一筋に ―大鹿歌舞伎を継承して― 前沢奈緒子
5 野に出よう―柳田研究― 後藤総一郎
6 柳田書簡 紹介(4) 熊谷元一へのはがき
(昭和21年6月17日付、22年3月5日消印・6月18日付)
片桐みどり
第 16 号(1994 年 3月)
表紙 黒田人形/上演を待つ三番叟
2 インタビュー 桜井伴さん  道は雑草の中にあり 寺田一雄
桜井弘人
前沢奈緒子
5 柳田書簡 紹介 村沢武夫へのはがき(昭和8年7月30日付) 片桐みどり
6 芸能の旅(12) 飯田市上郷下黒田 黒田人形 桜井弘人
7 柳田國男研究会スケジュール
第 15 号(1993 年 12月)
表紙 早稲田人形 人形仕立ての神送り/
神輿を拝む村人
2 十常民大学合同研究会記念講演
波平恵美子先生の講演「ケガレと力」に寄せて
原幸夫
5 柳田書簡 紹介(2) 前澤渕月への手紙(大正4年8月4日付) 前沢奈緒子
6 芸能の旅(11) 阿南町早稲田神社 人形仕立ての神送り 桜井弘人
7 会員レポート 下伊那の七夕行事 松上清志
第 14 号(1993 年 9月)
表紙 七久里神社の裸祭り/第三国 高橋寛治
2 大月松二の柳田國男聴書と日記について 寺田一雄
桜井弘人
5 柳田國男ゆかりサミット報告 柳田國男の椎葉行 寺田一雄
6 柳田書簡 紹介(1) 前澤渕月への手紙(大正4年6月10日付) 前沢奈緒子
7 芸能の旅(10 ) 飯田市 七久里神社の裸祭り 桜井弘人
第 13 号(1993 年 6月)
表紙 下栗のかけ踊り/小女郎の踊り
2 総会記念講演要旨 春の太陽のフォークロア
―節分とコト八日― 近畿大教授 野本寛一
寺田一雄
4 特別寄稿 柳田國男先生の思い出 田中磐
7 芸能の旅(9) 上村 下栗のかけ踊り 桜井弘人
第 12 号(1993 年 3月)
表紙 大河内の鹿追い/
鹿のゴクを奪い合う子どもたち
塩沢一郎
2 インタビュー 安東忠幸さん
情報誌『蟲・自然』に寄稿してくださった柳田先生
寺田一雄
桜井弘人
片桐みどり
4 会員投稿 柳田國男が小諸の島崎藤村を訪ねた日 胡桃沢友男
6 芸能の旅(8) 天竜村 大河内の鹿追い行事 桜井弘人
7 柳田國男研究会のご案内
第 11 号(1992 年 12月)
表紙 水王様/坂部の冬祭 大神宮の湯立
2 インタビュー 日下部新一先生 私と伊那谷の人形芝居
―調査研究と保存活動を振り返って―
後藤節子
桜井弘人
6 柳田國男の初めての信州旅行
―明治34年の足跡―
前沢奈緒子
7 芸能の旅(7) 天竜村 坂部の冬祭 桜井弘人
8 訃報 箱山貴太郎先生 寺田一雄
第 10 号(1992 年 9月)
表紙 清内路の手造り花火(上清内路)/
清内路の手造り花火(下清内路)
2 インタビュー 武井正弘先生 「伊那谷の民俗芸能」調査を通して
―その特質と研究課題を聞く―
前沢奈緒子
6 野帳―民俗調査の方法
向山雅重先生におききしたこと
寺田一雄
8 芸能の旅(6) 清内路村 清内路の手造り花火 高橋寛治
第 9 号(1992 年 6月)
表紙 立石のぎおん祭/立石の獅子舞 高橋寛治
2 総会記念講演要旨 「考古民族学(Ethno Archaeology)の世界」
梅光女学院大教授 国分直一
松尾研
4 インタビュー 斎藤武雄さん 日本民俗学研究所に内地留学をして 寺田一雄
6 芸能の旅(5) 飯田市 立石のぎおん祭 高橋寛治
6 柳田史跡散歩(9) 松本ホテル花月 宮坂昌利
7 お知らせ 柳田國男没後30周年記念企画展
「柳田國男と信州」
第 8 号(1992 年 3月)
表紙 大島山瑠璃寺の獅子舞/
宇天王(瑠璃寺の獅子舞)
高橋寛治
2 伊那民俗学研究所の新構想
―研究と調査の新たなる展開―
後藤総一郎
3 柳田国男研究会の開講のご案内
4 インタビュー 胡桃澤友男さん 「父」胡桃澤勘内を語る 宮坂昌利
7 芸能の旅(4) 高森町 大島山瑠璃寺の獅子舞 桜井弘人
7 柳田史跡散歩(8) 長興寺 前沢奈緒子
第 7 号(1991 年 12月)
表紙 お上り(阿南町新野の雪祭り)/
さいほう(阿南町新野の雪祭り)
高橋寛治
2 インタビュー 清沢芳郎さん 人生の大きな存在「柳田国男先生」
―東筑摩郡誌別篇調査に参加して―
前沢奈緒子
5 芸能の旅(3) 阿南町新野の雪祭り 高橋寛治
5 柳田史跡散歩(7) 小川路峠(秋葉街道) 寺田一雄
6 柳田関係資料の紹介 柳田国男の自筆稿『各所談話稿』 桜井弘人
7 寄贈資料一覧
第 6 号(1991 年 9月)
表紙 和合の念仏踊り/
庭入り(和合の念仏踊り)
高橋寛治
2 講演(要旨)  後藤 総一郎「盆の世界観」 前沢奈緒子
5 芸能の旅(2) 阿南町和合の念仏踊り 高橋寛治
5 柳田史跡散歩(6) 旦開尋常高等小学校 桜井弘人
6 柳田国男館 来館者の声あれこれ 前沢奈緒子
7 新刊書を読んで 宮田登著『怖さはどこからくるか』
『長野県史・民俗編総説Ⅰ』
寺田一雄
第 5 号(1991年 5月)
表紙 阿南町日吉のお鍬祭り/
お練り行列
高橋寛治
2 インタビュー  箱山貴太郎さん
柳田先生の教育観を実践して
寺田一雄
5 芸能の旅(1) 阿南町日吉のお鍬祭り 高橋寛治
5 柳田史跡散歩(5) 蕉梧堂 宮下正人
6 民俗アンケート(5) 「講」のまとめ 片桐みどり
7 訃報 大澤和夫先生 寺田一雄
第 4 号(1990年 2月)
表紙 飯田市千代の事の神送り/
桧葉みこしの女神と男神
桜井弘人
2 総会記念講演要旨 「柳田国雄の普遍性
―内発的発展の拠り所としての柳田学―」鶴見和子
片桐みどり
4 柳田史跡散歩(4) 長久寺 安東菊子の墓 宮下正人
5 柳田関係資料の紹介 柳田国男の講演手控えと草稿 桜井弘人
6 民俗アンケート(4) 「正月」のまとめ テーマ「講」 寺田一雄
第 3 号(1990年 11月)
表紙 湯立ての舞(上村中郷 遠山霜月祭)/
面の舞(南信濃村木沢 遠山霜月祭)
桜井弘人
2 インタビュー 白沢秋人さん
中立の遠山霜月祭とその継承
桜井弘人
3 柳田史跡散歩(3) 長姫神社 常夜燈の刻名 宮下正人
4 帰国報告 ヨーロッパの「柳田学」 後藤総一郎
6 民俗アンケート(3) 「お盆」のまとめ テーマ「正月」 寺田一雄
第 2 号(1990 年 8月)
表紙 新野の盆踊り 最後の踊り神送り/
迎え火
高橋寛治
2 インタビュー 関勝夫さん  新野の盆踊りと柳田・折口先生 寺田一雄
4 年中行事にみる食 ―盆と正月を中心に― 桜井伴
6 民俗アンケート(2) 「屋内神」のまとめ テーマ「お盆」 桜井弘人
7 柳田史跡散歩(2) 来迎寺 柳田為美の墓 宮下正人
第 1 号(1990 年 5月)
表紙 柳田國男館/伊那民俗研究所の看板
2 設立記念講演要旨 「日本民俗学の展望」 筑波大学教授 宮田登 齋藤俊江
3 柳田史跡散歩(1) 柳田国男の養家先・元柳田邸 宮下正人
4 国男先生をめぐる若干のこぼれ話 安東幸正
6 民俗アンケート(1) テーマ「屋内神」
7 伊那民俗学研究所1990年度事業計画