最新のお知らせ

柳田國男生誕150年記念出版『柳田國男と南信州―三遠信の民俗研究―』を刊行しました。一般2,000円、会員1,300円。詳しくは出版物のページをご覧ください。

2025年8月3日日曜日

9/15(日)に第8回伊那民俗研究集会「柳田國男と南信州」を開催します

第8回伊那民俗研究集会 柳田國男生誕150周年記念 「柳田國男と南信州」

飯田市美術博物館の敷地内にある「柳田國男館」は、日本民俗学の父と呼ばれた柳田國男の書斎兼住宅「喜談書屋」を東京都世田谷から移築した建物です。
柳田國男(旧姓松岡)は、今から150年前の明治8年(1875)7月31日に兵庫県に生まれました。農政官僚となった柳田は明治34年(1901)、26歳の時に旧飯田藩士の柳田家に養嗣子として迎えられます。そして30代になってから民間伝承の研究を進め、日本民俗学を創始しました。彼は柳田家の故郷の地である南信州・伊那谷の研究文化に強く影響を与えています。
柳田國男の生誕150周年にあたる今年の伊那民俗研究集会では、改めて柳田の民俗学がもつまなざしを、南信州とのかかわりのなかで検証します。

國男の生家(兵庫県福崎町)
柳田國男館(飯田市)

日時 2025年9月15日(月・祝)10:30~16:40

会場 飯田市美術博物館講堂
   (長野県飯田市追手町2-655)
 

参加費無料、事前申込み不要。どなたでもご参加いただけます。
伊那民俗学研究所会員はYouTubeでライブ動画を視聴できます。

内容とスケジュール


10:30~ 開会・あいさつ
10:40~11:30 「柳田國男の紀行と民俗学」
小川直之(國學院大學名誉教授、伊那民俗学研究所所長)
11:30~12:10 「柳田の民間伝承研究と井上福實の方言研究」
近藤大知(飯田市美術博物館学芸員、伊那民俗学研究所会員)
12:10~13:10 昼食 映像上映「南信州の民俗芸能」
13:10~14:10 「鹿島踊り・みろく踊りの特色と展開:柳田國男も注目した踊りの今と昔」
俵木悟(成城大学教授)
14:10~14:50 「新野の盆踊りと柳田國男」
櫻井弘人(國學院大學兼任講師、伊那民俗学研究所会員)
14:50~15:00 休憩
15:00~15:40 「南信州の出入口と柳田の足跡」
伊藤正英(三河民俗談話会、伊那民俗学研究所会員)
15:40~16:20 「野武士文学から『東国古道記』や『先祖の話』へ」
松上清志(飯田柳田国男研究会、伊那民俗学研究所会員)
16:20~16:35 総括 小川直之
16:40 閉会
※以上の発表者・テーマ・時間は変更となる場合があります。
※当日は新刊『柳田國男と南信州―三遠信の民俗研究―』を会場で頒布いたします。
 一般2,000円、研究所会員特価(1人1回限り)1,300円。

『柳田國男と南信州―三遠信の民俗研究―』

主催:柳田國男記念伊那民俗学研究所、南信州民俗芸能継承推進協議会、飯田市美術博物館
後援:長野県南信州地域振興局、南信州広域連合、伊那谷研究団体協議会
令和7年度長野県地域発元気づくり支援金事業

お問い合わせ


柳田國男記念伊那民俗学研究所
〒395-0034長野県飯田市追手町2-655-7飯田市美術博物館内
TEL.080-5108-7487(事務局長松上)
FAX.0256-22-5252(美博)

飯田市美術博物館特別展等のご案内


集会の開催日には下記の特別展・文化トピック展示を開催中です。
○特別展「山とともに生きる―遠山郷のあゆみとくらし―」
会期:9月13日(土)~11月9日(日)
◆観覧料:一般=500円(400円)、高校生・小中学生=無料
※()は20人以上の団体料金
○文化トピック展示「柳田國男と南信州」
※特別展示の料金で御覧いただけます。

2025年7月31日木曜日

インスタなどSNSでの発信を開始しました

当研究所はこのほど、SNSでの発信を開始しました。

インスタグラム
https://www.instagram.com/inaminken


フェイスブックページ
https://www.facebook.com/61578910945293


エックス(旧ツイッター)
https://x.com/inaminken


行事の様子や最新のお知らせなどを、ホームページよりもこまめに更新していきます。
更新頻度はインスタグラム(と連携したフェイスブック)が最も高くなりそうです。
よろしくお願いいたします。

『柳田國男と南信州 ―三遠信の民俗研究―』を刊行しました

本年(2025年)は、柳田國男が明治8年(1875)7月31日に誕生して、ちょうど150周年にあたります。そこで、「柳田國男記念」を冠する当研究所では、それを記念した書籍『柳田國男と南信州 ―三遠信の民俗研究―』を刊行することにしました。
本書では、柳田の民間伝承・民俗へのまなざし、飯田・南信州での足跡や交流などについて、奥三河、北遠州も含めて見つめなおすことを目的としました。
國男は養嗣子として飯田を本貫地とする柳田家に入り、その当主となりました。柳田にとって飯田・南信州はどのような地だったのかという問いをもって執筆し、編んだのが本書です。
本研究所会員には会員特価で頒布します(無料配布はありません)。
『柳田國男と南信州 ―三遠信の民俗研究―』
2025年7月31日発行
編:柳田國男記念伊那民俗学研究所
執筆者:小川直之・櫻井弘人・近藤大知・松上清志
特別寄稿:野本寛一・福田アジオ
発行:柳田國男記念伊那民俗学研究所
A5判232ページ
頒価:一般価格2,000円/
   会員価格(送料込み)1,500円、(送料なし)1,300円
   ※会員価格での購入は1会員1冊限りとなります。
ISBN978-4-9908692-8-1 C1039

■目次

第一章 柳田國男の旅と学問手法
     *柳田國男の継承  野本寛一
第二章 柳田國男と信州飯田
     *柳田國男の書斎  福田アジオ
第三章 南信州の民間伝承研究の始動と展開
第四章 郷土研究と信州
第五章 三遠信への関心と民俗研究
第六章 柳田國男と折口信夫・早川孝太郎 ―三遠信でのつながり―
第七章 『信州随筆』と『東国古道記』
資料 柳田國男・伊那民俗学研究所関係

ご注文方法

ネットからのご注文の場合

 申し込みフォーム もしくはメール inaminken@gmail.com から氏名・住所(送付先)・連絡先(電話番号およびメールアドレス)・希望書籍名と部数をお知らせください。
折り返し担当者よりご連絡を差し上げます。書籍はスマートレター等で発送しますので、同封の払込用紙に従って代金(送料込み)を指定の口座にご入金ください。振込手数料はご負担ください。




柳田國男館でも販売します

当研究所の活動拠点である柳田國男館(飯田市美術博物館敷地内)でも販売します。土・日曜日および祝日の開館日(9:30~17:00)にお越しください(平日は対応できません)。

2025年4月22日火曜日

5月25日(日)に総会と関連行事を行います

当研究所の総会および記念講演会・会員発表会を下記の通り開催します。法人格を取得してから初めての総会となりますので、多くの皆さんのご参加をお願いします。

会員の皆さんには総会の出欠確認葉書(委任状)をお送りしていますので、必ず返送をお願いします(5月19日必着)。 

記念講演会(飯田市美術博物館と共催)では、日本民俗学会の前会長で現在は福島県で漁業に従事している川島秀一氏をお招きします。
研究発表では、小川所長を含む3名が発表を行います。

講演会と研究発表は一般の方も参加できます。ただし講演会は事前申込が必要ですので、5月10日以降に飯田市美術博物館(電話0265-22-8118)へお申し込みください。


日程と内容

期日:2025年5月25日(日)

会場:飯田市美術博物館講堂

12:30~13:10 総会(会員のみ参加)

13:30~15:00 記念講演会

演題:「人知れぬ海のいのち―自然を生きる漁師の心意―」

講師:川島秀一氏(東北大学災害科学国際研究所シニア研究員)

15:10~16:40 研究発表(各30分)

➀「柳田國男の「感性の歴史」論」小川直之所長

➁「一八世紀の飯田町における馬問屋の商業について」野池優太会員

➂「令和の花祭・花宿見聞録」羽田友行会員


2025年2月6日木曜日

2025/2/22(土)小川所長の民俗学講座「「節供」とは何か」を開催します

小川所長による特別例会を下記の通り開催します。 
私たちが知っているようで知らない節句=節供についての講義です。
会員はもちろん、一般の皆さんもぜひご参加ください。

 特別例会<民俗学講座>
 「節供」とは何か

講師:小川直之所長(國學院大學名誉教授)
日時:2025年2月22日(土)15:00~17:00 
会場:柳田國男館(長野県飯田市追手町2-655
資料代:500円
申し込み:不要

内容:
今いう「節句」は、江戸時代初めまでは「節供」で、これが本来の表記です。
徳川幕府は人日、上巳、端午、七夕、重陽を「五節供」と定めて祝日としましたが、これらはいずれも平安時代にも行われていました。
それぞれの節供は、その後、意味内容が変わって現在に至っています。
女児の雛祭り、男児の端午飾りは中世末以降に広まり、七夕の短冊飾りは江戸時代中期以降で、それぞれの節供のこうした変化と、もとの意味について、民俗学の観点から講じていきます。(講師より)
雛人形と桃の節供

小川所長