私たちが知っているようで知らない節句=節供についての講義です。
会員はもちろん、一般の皆さんもぜひご参加ください。
特別例会<民俗学講座>
「節供」とは何か
講師:小川直之所長(國學院大學名誉教授)
日時:2025年2月22日(土)15:00~17:00
会場:柳田國男館(長野県飯田市追手町2-655)
資料代:500円
申し込み:不要
内容:
今いう「節句」は、江戸時代初めまでは「節供」で、これが本来の表記です。
徳川幕府は人日、上巳、端午、七夕、重陽を「五節供」と定めて祝日としましたが、これらはいずれも平安時代にも行われていました。
それぞれの節供は、その後、意味内容が変わって現在に至っています。
女児の雛祭り、男児の端午飾りは中世末以降に広まり、七夕の短冊飾りは江戸時代中期以降で、それぞれの節供のこうした変化と、もとの意味について、民俗学の観点から講じていきます。(講師より)
小川所長 |