2015年10月18日より、福田アジオ所長による第4期入門講座と第2期の入門ゼミナールがスタートしました。
「伊那谷の民俗を学ぶ」というテーマで行われる今期には、7人のゼミ生が応募。第1回には5人が出席しました。
福田所長からの授業方針の説明ののち、課題候補として示された9編の論文を大書斎から探し出し、ゼミ生それぞれが担当の論文を選んで発表順を決めました。
続く入門講座には23人が聴講。「柳田国男の民俗学・その仮説を学ぶ」というテーマに基づき、第1回では柳田の生涯とその仮説の概要を福田所長が解説しました。
次回からは柳田国男の具体的な仮説を取り上げていきます。
最新のお知らせ
2025/1/18(土)15:00より柳田館で例会を開催します。櫻井弘人会員「新野の雪祭と春日のおん祭」(※開始時間を修正しました)
2015年10月19日月曜日
2015年10月17日土曜日
【報告】美博まつり、探訪会、書籍寄贈
第10回美博まつりに協力しました
8月1、2日に行われた飯田市美術博物館主催の「美博まつり」に協力しました。柳田館で七夕民話の映像上映と七夕飾り体験を実施しました。
参加者が短冊や切り紙で笹を飾って持ち帰る七夕飾りは、親子連れにとても好評でした。
『信州随筆』や菅江真澄ゆかりの地を巡る探訪会を開催しました
8月28日、柳田研究会と近代思想史研究会による合同フィールドワークを開催しました。両部会や一般会員から12名が参加。柳田国男や菅江真澄にゆかりのある場所を中心に、辰野、塩尻、岡谷方面を探訪しました。
『信州随筆』に登場した枝垂れ栗の群生地(辰野町小野)。曲がりくねった枝が神秘的でした。
伊那街道小野宿の旧問屋「小野家」(同)。地元のガイドの方がご案内下さいました。
柳田国男が昭和5年に「民間伝承論大意」を講義した長興寺(塩尻市洗馬)。ご住職が解説してくれました。
菅江真澄が逗留した釜井庵(同)。資料館の館長様がご案内くださいました。
『木綿以前の事』のテーマとも関わりがある岡谷蚕糸博物館(岡谷市) 。製糸の実演や工場内部も見学できました。
参加者全員が熱心によく見て、歩き、聴き、質問し、話した一日でした。ご案内くださった地元の皆様に感謝申し上げます。
飯田下伊那の高校・短大に書籍を寄贈しました
8月下旬、飯田下伊那の高校と短大の計9校に当研究所の刊行物を寄贈しました。
寄贈した書籍は『飯田・上飯田の民俗1』『伊那谷の民俗学を拓いた人びと』(Ⅰ、Ⅱ)、『伊那民俗』(50~100号)です。
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