最新のお知らせ

2024年5月26日(日)に2024年度の総会と記念講演会および研究発表会を美博講堂で行います。

2016年2月21日日曜日

『伊那民研叢書1 民俗学入門』を発刊しました

編集作業を進めていた福田所長著『伊那民研叢書1 民俗学入門』が1月末に完成し、2月上旬に会員に発送いたしました。
頒価900円で、柳田國男館や飯田市美術博物館で販売しているほか、地元書店(平安堂)でも扱っています。
メールでの注文も受け付けています。研究所会員は特別価格(800円)で購入できます(送料別途必要)。

本書は2013年に福田所長の民俗学入門講座第1期として行われた講演をまとめたもので、民俗学の面白さや可能性をわかりやすく解説する入門書となっています。目次等の書籍情報は→こちらをご覧ください。



2月20日付の信濃毎日新聞でも紹介されました。

2016年2月20日土曜日

【報告】第4期入門講座・第2期入門ゼミ第4回

第2期入門ゼミ第4回(2016.1.17)

見学者を含め7人が出席。仙波壽朗さんが「伊那谷の南と北」(向山雅重著)について、 岡庭圭佑さんが「霜月祭りの湯立て―天龍村・富山村の事例から―」(板谷徹著)について発表しました。


第4期入門講座第4回「子どもの神聖性」(2016.1.17)

20人が聴講しました。講義内容は、<柳田は日本で最も早く子どもを学問的に取り上げ、1920年代は信仰を把握する手段として子どもを理解しようとした。1930年代からは郷党教育の重要性を説いた。民俗学では「七歳までは神の子」として子どもを神聖視するのが「常識」になっているが、これは必ずしもきちんと検証されたものではない>―といった内容でした。参加者からは熱心に質問が上がり、活気のある講座となりました。