最新のお知らせ

7月25日(土)15:00に通常例会・調査部会ミーティングを柳田館で開催します。叢書5を刊行しました。

2020年7月5日日曜日

【報告】6月例会

 6月27日(土)、約4カ月ぶりとなる通常例会を開催しました。清内路手づくり煙火資産化事業で民俗調査を行った松上清志会員が「清内路集落の水事情」として発表しました。

松上清志会員「清内路集落の水事情」

発表要旨
 同じ清内路地区の中でも、下清内路と上清内路では上水道普及以前の水事情は大きく異なっていた。上清内路は水を引いてくるのに都合のよい沢に恵まれ、現在も多くの家で活用している。引いてきた水を受ける水槽は土砂を沈殿させるために2段式になっているのが特徴的である。

 一方、下清内路は斜面台地上に立地し、近くの沢は谷が深い。そのため共同の筧樋用水は長い距離が必要で、開設には断崖を掘るなどの苦労もあった。樋はサワラの木をくりぬいたもので、接続部分からの漏水も多かった。
 下清内路は各家が井戸を掘り、現在もそれが残っている。つるべ縄にはごみが落ちないようにヤマブドウでなった縄を用いるなどの工夫もされていた。

 こうした水事情の違いにより、簡易水道の設置時期も下清内路が昭和30年、上清内路が同52年と大きな開きがあった。


次回ミーティングは7月25日(土)15:00~、発表は今井啓会員「疫神送りについて」、岡田正彦会員「飯沼の歴史―原始から中世―」(調査部会)です。

飯沼の民俗調査ミーティング

続いて民俗調査特別部会のミーティングが行われ、片桐みどり会員が昭和時代の飯沼の機業について報告を行いました。

2020年6月22日月曜日

【おしらせ】例会活動等を再開しました

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため休止していた研究所の例会・部会活動は、6月から再開しました。柳田館を会場とした講座や勉強会は当面1時間を目安に行います。

6月通常例会(兼・民俗調査部会ミーティング)

【日 時】 6月27日(土)15:00~
【会 場】 柳田國男館
【発表者】 松上清志会員「清内路の水事情」
      片桐みどり会員「飯沼の機織り」(飯沼の民俗調査員報告)

7月通常例会(兼・民俗調査部会ミーティング)

【日 時】 7月25日(土)15:00~
【会 場】 柳田國男館
【発表者】 今井啓会員「疫神送り」
      岡田正彦会員「飯沼の歴史―原始から中世―」(飯沼の民俗調査員報告)

8月特別例会〈折口講座〉折口信夫を読み解く『「霊魂の話」を読む』


【日 時】 8月22日(土)14:30~
【会 場】 柳田國男館
【講 師】 小川直之所長
【参加費】 500円(資料代として)

2020年6月15日月曜日

創立30周年記念募金にご協力ください!

 伊那民俗学研究所は、2020年に創立30周年を迎えるにあたって、事業の安定的継続のために創立30周年記念募金および賛助会員(年会費10,000円)の募集を行っています。
 いただいた募金は記念総会・研究集会・出版活動・民俗調査などに活用させていただきます。
 2020年6月4日現在で30名の方から合計233,000円をお寄せいただきました。
 引き続き募金を受け付けておりますので、多くの皆様のご支援をお願い申し上げます。

 詳しくは「ご支援のお願い」ページをご覧ください。